秋夜の月   曲 詩 佐野貴紀
 
夜風が涼しい秋に草むらで歌ってる
僕の揺らす悲しみを夜に響かせる
君が跳ねてきて僕にこう言うのです
「あなたの悲しみは、誰にも届かない。」
 
月の光を背景にあなたの思いを響かせて
冷めた夜は僕を沈ませる
 
夜風が涼しい秋は僕たちを黙らせる
音のない静寂が僕を締め付ける
君はもういない 寂しい夜中です
ひとりぼっち。さあ、おやすみ。僕は夢を見る
 
なんだか切ない夜は大好きな君のうたを
空気揺らして、空に向かって、歌を響かせる
 
月の光を背景にあなたの想いを響かせて
冷めた夜は僕を沈ませる
月の光よ あなたの想いを
 
夜風が涼しい秋にあなたを想ってる
ひとりぼっち。さあ、おやすみ。夢の続きを見て…